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木蝋(生蝋)

ハゼ蝋
ハゼノキの果実から作られる蝋。主として果肉に含まれるものであるが、果肉と種子を分離せずに抽出したものには種子に含まれるものとの混合物となる。伝統的には蒸篭で蒸して加熱した果実を大きな鉄球とこれがはまり込む鉄製容器の間で圧搾する玉締め法が、近代工業的には溶剤抽出法が用いられる。日本では主に島原半島などの九州北部や四国で生産されている。和蝋燭や木製品のつや出しに用いられる。日本以外では"Japan wax"と呼ばれ、明治・大正時代には有力な輸出品であった。21世紀初頭の現在において海外で人気が復活しているが、日本国内での生産量は減少の一途で、特に良質の製品が得られる玉締め法を行っている生産者は長崎県島原市にわずかに残るのみである。木蝋の主成分はワックス・エステルではなく、化学的には中性脂肪である。
主成分はパルミチン酸 CH3(CH2)14COOH のトリグリセリド。
ウルシ蝋
ハゼノキと近縁なウルシの果実からもハゼ蝋と性質のよく似た木蝋が得られる。ハゼ蝋に押され、現在の日本ではほとんど生産されていない。漆も参照。なおハゼ・ウルシともにウルシ科の植物である。
主成分はハゼ蝋と同じパルミチン酸グリセリド。
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カルナウバ蝋(カルナバ蝋)
ブラジルロウヤシの葉の表面を覆う蝋。大理石のような光沢を呈するが、非常に堅く天然のワックス・エステルを主成分とする蝋では最も融点が高い部類に属する。この性質を緩和する場合は、蜜蝋など他の蝋と混ぜて使われる。錠剤のコート剤やカーワックスの主原料として知られる。主産地はブラジル。凝固点は82℃。
主成分は、セロチン酸ミリシル CH3(CH2)24COO(CH2)29CH3 と、ミリシルアルコール。
サトウキビロウ
サトウキビの葉や茎の表面を覆っている蝋で、砂糖の生産に際し、茎から糖分を絞った後のかすから抽出される。
主成分は蜜蝋と同じパルミチン酸ミリシル CH3(CH2)14COO(CH2)29CH3
パーム蝋
アブラヤシの幹から採取される無臭、固体の蝋。アンデス地方、特にコロンビアで生産されている。凝固点は100℃と高い。
主成分はパルミチン酸ミリシルであり、不純物が少ない。

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2009年12月01日 02:01に投稿されたエントリーのページです。

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